学校は行くべきか
しくじり先生、というテレビ番組を観た。
成田童夢という、オリンピックにも出場したスノーボードの元選手が出演していた。
興味深かったことが、成田童夢が学校に通っていなかったということ。 父親が最低限の勉強を教え、残りの時間はスノーボードの特訓に費やす。 そして彼は17歳で世界一になる。
学校に通っていると、自分のペースで勉強することは難しい。 出来ない子は置いていかれ、出来る子は退屈な時間を過ごす。 もしも教師が無能である場合、子どもたちは無駄な時間を過ごすことになる。 特定の生徒に、何か特別な才能があったとしても、それを伸ばす特別な指導は行われないことが多い。
ホームスクーリングをしたとする。
子育てに関する明確なビジョンと、指導の知識と技術、子どもと接する時間があれば、学校に通うよりも、成長が見込めると私は考える。 成田童夢の家庭のように。
とはいえ、学校も捨てたものではない。
集団生活を通じて、処世術や協調性、責任感などを学ぶことが出来る。 親友、ライバル、先輩後輩、恩師、恋人など様々な出会いがあるかもしれない。 学校行事や部活動で一生の思い出が出来るかもしれない。
どちらがベターかは分からない。
でも、子どもたちに寄り添って、いちばん良い選択ができるように、サポートしていきたい。